この記事でわかること
- Uber Eats (ウーバーイーツ)が「鳴らない」とは?
- Uber Eats (ウーバーイーツ)が鳴らない原因は?
- Uber Eats (ウーバーイーツ)が鳴らないときの対策は?
目次
Uber Eats (ウーバーイーツ)が「鳴らない」とは?
「鳴らない」とは、ウーバーイーツ配達員の専門用語。
オンラインにしていつでも配達ができる状態にしているのに、配達リクエストが配達アプリに入ってこないことを指します。
ウーバーイーツを始めとするシェアリングエコノミーの配達員は「完全歩合制」のため、何時間オンラインにしたとしても配達オファーが来なくて配達できないと一円ももらえません。
フードデリバリー全体に対する需要の変化や、季節や天候の変化に影響を受けてこの「鳴りやすさ」は大きく変化します。
配達員をやっているとわかるのですが、オンラインにしていても30分、1時間と鳴らない時間が続くとモヤモヤしたり、焦ったり、イライラしたり、不安になったりします。
この記事を読んでいるあなたも、今まさに鳴らなくて不安になってこの記事に辿り着いた方かもしれません。
では、鳴らない原因はなんなのでしょうか?
また、鳴らない状況を改善するためにできることはあるのでしょうか?
Uber Eats (ウーバーイーツ)が鳴らない原因は?
注文数が減っている、配達員数が増えている
まず、大きく1年の中での繁忙期と閑散期・1日の中でのピークタイムとアイドルタイムを把握しておきましょう。
繁忙期と閑散期
- 繁忙期:夏、冬
- 閑散期:春、秋
ピーク・アイドルタイム
- ピークタイム:ランチ(11:00~13:00)、ディナー(18:00~20:00)
- アイドルタイム:カフェタイム(14:00~17:00)
注文数に対して配達員数が少ないと「鳴ります」し、注文数に対して配達員数が多いと「鳴りません」。
家から外に出たくなくなる暑い夏や寒い冬、強風や雨・雪のように天気が悪い時は注文数が増えて配達員数が減るので配達オファーが入りやすくなり稼ぎやすくなります。
デリバリーの注文は1日の中ではランチピークとディナーピークに集中しますので、効率よく稼ぎたい場合はピークタイムのみ集中して稼働するのがいいでしょう。
春や秋の午後の時間なんて「鳴らなくて当たり前」だと思った方が良いです。
注文が止まっている
最近は減りましたが、雪などの悪天候時などに注文数に対して配達員を確保できないとウーバーが判断して「注文アプリでの注文を停止する」ということがあります。
配達員の中ではブラックアウトと呼ばれている現象です。
この時は超絶悪天候の中頑張ってオンラインにしても配達リクエストが入ってくることはありませんので、配達員はブラックアウトしていないか常に気を配っておく必要があります。
ブラックアウトしているときは何をしても注文は入らないので、さっさと帰って休んだほうがいいです。
確認方法は後述します。
スマホ・回線・アプリの不具合
配達アプリの不具合やスマホの不具合の可能性もあります。
変なWi-Fiを拾ってしまっていたりといった回線不調の可能性も確認してみましょう。
また、意外とよくあるのが「オフラインのまま待機してしまう」ということ。
連続で配達オファーを拒否したときに自動でオフラインになってしまっていたりしていないかも注意が必要です。
社会情勢の変化も影響する
ウーバーイーツを含むフードデリバリー業界はまだ日本では新しい市場のため、状況が安定していません。
2020年〜2021年のコロナ禍で一気に需要が増えましたが、2022年以降の外出抑制の緩和によりじわじわ注文需要は減ってきています。
対して物価高により副業を始める人が増えた結果、配達員数はじわじわ増えており、直近ではだんだん鳴りにくくなってきています。
また、出前館やWolt・menuなどの競合他社の動きもウーバーイーツの「鳴りやすさ」に大きく影響を与えることもあります。
Twitterなどで最新の動向を注視しておくことも必要です。
Uber Eats (ウーバーイーツ)が鳴らないときの対策は?
注文が多いエリアを探す
注文が多く入ってくる場所で待機すればいいから「駅」や「繁華街」でオンラインにしていれば良いと単純に考えがちですが、ここに一つ落とし穴があるので注意です。
「注文が多く、かつ配達員がなるべく少ない」場所でないといけません。
例えばエリアブースト(通称シミ)がついているときは多くの配達員がそこに殺到しますので、いくら注文が多いエリアでも鳴りにくくなることも多いです。
駅から少し離れたショッピングモールや、マック・松屋などが複数集まっている場所などは待機配達員が少なくて駅周辺より鳴ったりすることもあります。
あなたの稼働エリアで「加盟店はそこそこあるけど配達員はあんまり待機していない場所」がないか探してみるのもいいですね。
配達員が少ない時に稼働する
快適で外に出たくなるような気持ちのいい季節や天気の時は鳴らないのは当たり前です。
他の配達員が配達したがらないような「真夏の昼」「真冬の夜」「大雨」「大雪」「強風」などの悪天候時にすすんで稼働するようにすると鳴らない不安からは逃れやすいです。
ただ、悪天候時は事故やスマホ破損のリスクが高まります。十分気をつけて配達するようにしましょう。
また、前述した「ブラックアウト」が起こる可能性が高くなるため、鳴らないときは注文アプリを確認するクセをつけると良いです。
注文アプリで状況確認
鳴らないときはまずは注文アプリをみるクセをつけておきましょう。
上記のように注文できない状況になっていたらブラックアウトしています。
このときはさっさと諦めて帰るしかないです。
Twitterで状況確認
ウーバーイーツ配達員をやるのであれば、必ずTwitterの配達員用アカウントを作っておいたほうがいいです。
なぜなら、ウーバー配達員は基本的に一人でやるものだからです。外部から情報を仕入れる場所を作っておかないと情報弱者となって損をしてしまうことがあります。
同じエリアの配達員が鳴っているのかいないのかがリアルタイムで確認できますし、配達報酬や配達システムの変更などがあった際の情報も集められます。
スマホ・アプリの再起動
全く鳴らなくて「自分だけかな?干されてるのかな?」と不安になったときは一応アプリとスマホの再起動をしておきましょう。
回線(4G・Wi-Fi)がちゃんと受信できる状態なのかもチェックしておくと良いです。
なお、一部で噂されている優先的に配達オファーがくる「優先組」というのはありません。
何万回も配達した人も鳴らないときは鳴りません。
待機時間を有効活用する
上記のことをいくらやっても、特に閑散期は鳴らないときは鳴りません。
なのであればいっそのこと鳴らないアイドルタイムはオンラインにしないで休憩時間にしてしまうのも手です。
また、私がお勧めするのは鳴らない待機時間を有効活用するための物を持ち歩くということ。
鳴らない時間に配達アプリをじっと見ていてもイライラするだけです。であれば待機時間は自分を高めるための時間として有益な時間にしてしまえば良いのです。
おすすめは読書です。本で持ち歩いてもいいですし、Kindleやオーディオブックでも良いでしょう。
他のデリバリーサービスと掛け持ちする
ウーバーイーツだけでは稼ぐのに限界があります。
安定して稼いでいる人は「出前館・Wolt・menuにも全て登録して同時オンラインにし、配達オファーが入ったサービスの配達を行う」ということを当たり前にやっています。
せっかく配達員経験があるのなら他のデリバリーサービスも登録し、初回ボーナスだけでも獲得しておくのがおすすめです。
今はどのサービスも、ウーバーイーツより報酬単価が高くなっているので稼ぎやすいですよ。
おすすめは出前館とWoltです!
私たち配達員は業務委託ですから、複数サービスに登録して一番いい条件のところを選んで働くことができます。
ウーバーイーツが鳴らなくても、他サービスを試してみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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