2020年から始まった日本でのフードデリバリー会社の乱立と激しいシェア争い。
国内外から様々な会社が参入し、今や「フードデリバリー戦国時代」とも「第一次デリバリー世界大戦」とも呼ばれるようになっています。
今回は現時点で私が持っている情報を全て総合して配達員目線での各サービスへのおすすめ度・期待度をランキング形式でお伝えします。
2022年5月時点でのアプリユーザー数
ヴァリューズより
それでは早速ランキングを見ていきましょう!!
【2023年2月】個人的デリバリーおすすめランキング
ランク圏外(サービス終了)
フードパンダは2022年1月31日でサービスを終了しました。
配達アプリや配達システムやサポートとのやり取りに難しい点があり、敬遠されることの多かったフードパンダ。
運営力の高かったフードネコと経営統合し、注文者向けのクーポン・キャンペーンや配達員向けの意見交換会「ライダーコネクト」など、フードネコで好評だった施策を次々と取り入れて改善に勢いを感じていました。
さらに自社倉庫での激安爆速日用品デリバリー、「パンダマート」や配達員を借りられる新しいサービス「パンダゴー」が次々にスタートしていましたが、突如日本撤退が決まりました。
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ランク圏外(サービス終了)
都心部のみでテスト稼働していたXTABLE(クロステーブル)は2022年2月18日にサービスを終了しました。
2021年6月から配達員募集を停止し、割引クーポンの配布もストップしていたクロステーブル。
超激戦のフードデリバリー業界で利益を出していくことは難しいと判断したようです。
老舗物流会社運営の純国産サービスだっただけにサービス終了が惜しまれます。
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ランク圏外(サービス終了)
DiDifood(ディディフード)は2022年5月25日にサービスを終了しました。
大阪からサービスを始め、サービスエリアを急拡大していましたが、経営母体である中国のDiDiの経営不振の影響を受けてか、サービス終了を発表。
ディディの評価ポイントは、新エリアのサービス開始時から注文が多く入ることでした。
全サービスの中で唯一首都圏に進出していないサービスでしたが、首都圏に進出する前に撤退してしまい、非常に残念です。
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ランク圏外(サービス終了)
Doordash(ドアダッシュ)は2022年8月31日にサービスを終了しました。
宮城県、岡山県、埼玉県に続いて北海道でも本サービスが始まっていたドアダッシュ。
「アメリカで後発サービスとして、先行するUber Eats を倒した会社」の肩書は、後発スタートをものともしない力を期待させました。
日本市場での展開はドアダッシュが買収したWoltに任せるようです。
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第8位 anycarry(エニキャリ)
【前回ランク:圏外↑】
現在都心部の一部(渋谷区・新宿・港区など)で稼働中のサービス、anycarry(エニキャリ)は第8位。
「エニキャリってなに?」という問い合わせが増えてきたので調べました。
- 都心部のみで2019年から始めているデリバリーサービス
- 公式LINEやTwitterで頻繁に配達料無料などのキャンペーンを行なっている
- 配達員は業務委託ではなく、直雇用のアルバイトが中心(時給+インセンティブ)
- 専用の貼り直し不可テープを使用し、途中で商品が開封されることがない仕組みを採用
まだまだ発展途上のサービスで、あまり知られていないのが難点です。
配達員はUber Eats のように自由に稼働できる形ではないですが、時給制で確実に稼ぎたい方には向いているかもしれません。
初回注文は1000円引きでほぼタダ飯ができるので、都心部在住の方は一度注文してみるといいかもしれません。
第7位 Coupang(クーパン)
【前回ランク:圏外↑】
韓国シェア一位のクーパンはフードデリバリーではなく、超お得な日用品・食料品のクイックデリバリー。
とにかく届くまでの早さが特徴です!ほとんどの場合15分から20分で届きます!
最低注文金額なしで初回は完全にタダで注文可能!しかも2回目3回目も割引で頼めて超お得!
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第6位 Chompy(チョンピー)
【前回ランク:7位↑】
日本一使いやすい注文アプリと、日本一使いやすい配達アプリが人気のChompy(チョンピー)は6位。
2021年4月にエリアを拡大し、都区部の広い範囲がサービスエリアに入りました。が、その後大きな動きはありません。
Sonyグループなどから8億円の資金を調達。
いよいよここから拡大路線に入っていくのでしょうか。
個人的にはChompyの注文アプリと配達アプリは日本一だと感じています。また配達バッグも非常に軽くて優秀で、ファンが多いです。
しかしまだまだ知名度は低く、東京ですら注文者にはあまり知られていません。
東京都以外のエリア拡大も待ち望まれます。
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第5位 OniGO(オニゴー)
【前回ランク:7位↑】
フードデリバリーではなく、洗剤や食材などの日用品クイックデリバリーで今注目なのがOniGO(オニゴー)。
ダークストアという仕組みを取り入れ、なんと最速10分で日用品が家に届きます!
今後急速に伸びていくであろう日用品のクイックコマース。オニゴーはテレビなどの露出も増えてきています。
東京都・千葉県で急激にエリアを拡大中。あっという間に東京都23区のほぼ全域に拡大しました。
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第4位 menu(メニュー)
【前回ランク:1位↓】
今回の4位はmenu(メニュー)
- Uber Eats より早い47都道府県進出
- ワンピース、モンストとの大型コラボ
- 注文クーポン大量配布
の3点で一気に知名度をあげたmenu。
配達員数も注文数も飛躍的に増えました。
また、先日menu広報本部長の山敷さんの独占インタビュー記事を書きましたが、あの場でお話しされていたことが少しずつですが早いスピードで実現されており、サービス改善に向けて意欲的であることも伺えます。
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【menu株式会社 広報本部長に独占インタビュー】menuデリバリー仕組みの裏側と今後の課題・運営方針とは?
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2021年7月に受注時にドロップ先が分かるようになり、9月から10分タイマー、オートズームも実装され、2022年にはサポート電話無料化と受注時の店舗名表示が可能となり、配達員としてどんどん働きやすくなっています。
ただ、最近のmenuの注文数は少し減ってきています。
私のブログのmenu記事の検索数も微減しており、サービス全体として伸び続けている印象は持てていません。
2022年2月からポケモンとコラボしての特大キャンペーン「ポケモンデリバリー」がスタートしました。
今後の展開に目が離せませんね。
第3位 Uber Eats (ウーバーイーツ)【前回ランク:4位↑】
知名度・認知度ナンバーワンの絶対王者、Uber Eats (ウーバーイーツ)は3位。
Uber Eats は去年、大きなニュースがたくさんありました。
- 日本初の徒歩配達スタート
- こっそり24時間営業→今後は廃止?
- 47全都道府県に進出
- 自社倉庫での日用品即配「Uber Eats Market」スタート
- 昨年12月に2回目の配達報酬改定
※タップで関連記事にジャンプします!ぜひ読んでください!
配達報酬の新料金体系については「報酬計算が単純な距離計算ではなくなりブラックボックス化」しただけでなく、朝や夜中など注文数が少ない時間帯は最低報酬の300円になることが多くなりました。
間違いなく全体的に配達報酬は3割以上下がっています。
しかし私がそれより驚いたのは、
「配達報酬がこれだけ落ち込んでも他サービスに移る配達パートナー(配達員)が少ない」ことです。
私のブログでもUber Eats 記事の検索数は他サービスと比べて桁違いです。
もはやフードデリバリーの代名詞となったUber Eats 。
他サービスとの知名度の差は思ったよりもあるのだと感じました。
Uber Eats とその他サービスとの壁は想像より高いのでしょうか。
この業界において大きな存在感を誇るUber Eats (ウーバーイーツ)。
このままデリバリー業界を手中に収めてしまうのか?
絶対王者Uber Eats の今後の動きから目が離せません。
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【Uber Eats (ウーバーイーツ)|今だけ紹介料15000円!】紹介コードで配達パートナー(配達員)に登録!
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2位 Wolt(ウォルト)【前回ランク:3位↑】
今回の2位はWolt(ウォルト)。
Woltの凄いところは、注文者からも配達員からもネガティブな評判をほとんど聞かないところです。
サポートや運営メールなどが他サービスよりきめ細かいため、配達員が安心して稼働でき、注文者が安心して注文できることが大きいです。
そのきめ細やかな「おもてなし重視」のサービスは日本人好みであり、今後も人気が出てきそうです。
うまくブランディングができているサービスは、圧倒的にウォルトが一位。
決して爆発的ではありませんが、確実に着実にエリアを拡大してファンを増やし続けている印象です。
ゴールドマンサックスから調達した資金800億円もあり、資金力でも余裕があります。(しかも出前館のように無駄遣いしていません)
Uber Eats をはじめ他サービスの配達報酬が下がり始めてきていることから、相対的にWoltの報酬が高く感じられるようになってきています。
テレビCM放映・進出都市急拡大と、勢いが出てきました。またドアダッシュに買収され、さらに資金力を潤沢にしました。
課題はまだ注文数がそれほど多くないこと。
素敵なサービスでありながらも、まだ「知る人ぞ知る」サービスの域を出ていない印象があるWolt。
今後広告に力を入れて認知度が高まってくればさらに人気が出てきそうです。
Woltのお得なクーポン情報!
第1位 出前館【前回ランク:6位↑】
日本の老舗サービス、出前館が1位。
配達報酬単価だけを見れば、今はぶっちぎりの一位です。
業務委託配達員の募集エリアは次々に拡大し、配達報酬のブーストはついに時間帯やエリアによっては2.0倍や2.5倍、最高で3.0倍が出るようになってきました!
関東エリアで3.0倍だと1配達2145円。
これは他サービスの配達報酬とは比べものにならないほど高いです。
これによって配達員界隈のTwitterでは、売上が100万円を超える方が続出しました。
いつまでこの状況が続くかは分かりませんが、現時点で最も稼ぎやすいのは間違い無いでしょう。
2021年9月には第三者割当増資による新株発行により、新しく資金800億円を調達しました。まだまだ勢いは止まりません。
数百億円の赤字を見込みながら、とにかくシェア拡大に全力の出前館。
新人配達員報酬三ヶ月間3割増しキャンペーン、3ヶ月送料無料+半額キャンペーンと怒涛の攻勢をかけてきました!
その結果2021年11月の注文数はUber Eatsを少し抜いて、ついに日本一になりました。
圧倒的な知名度と莫大な資金力を背景に、どこまで業界を席巻できるのか。
今、出前館は本気です。
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【日本一稼げる出前館!】業務委託配達員の稼げるトリセツ!
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最後にまとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます!
フードデリバリーサービスランキング、いかがでしたでしょうか?
日本のフードデリバリー業界は今まさに凄まじいスピードで状況が変化しています。
一体今後がどうなるのか、全く予測できません。
今一番熱い日本のフードデリバリー戦争を、一緒に最前線で観戦しましょう。
今後も最新情報を発信し続けていきます。
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