フードネコが買収され、Woltが買収され、フードパンダが撤退。さらにDiDiフードも撤退。
日本フードデリバリー業界は再編・統合の動きが加速しています。
そんな中、配達員界隈のTwitterではあるツイートが反響を呼びました。
配達王速報❗️
なんとフードデリバリー社の中で
脱落社が出ます❗️ヒントは…
この写真🥸 pic.twitter.com/9SKDFRBVMm
— UberJapan日本代表 Ron (@NEWWORL19010006) November 6, 2022
ツイート主のRonさんは配達員で、今は亡きフードパンダ名古屋で月間配達回数一位をとっていた方。
フードパンダなどのプラットフォームの中の人との繋がりもあるようで、フードパンダ撤退後にフードパンダ跡地を利用して始まったクイックコマースサービス「AMo(アモ)」のスタートを誰よりも早く発信していた方です。
「鹿がイメージキャラのWoltが撤退するのか?」
「ワンピースとコラボしているmenuが撤退するのか?」
「チョッパーと似ているChompy(チョンピー)が撤退するのか?」
様々な憶測が飛び話題となっています。
この3つの中で言うならば、Woltの撤退が一番可能性が高いと感じます。
2022年に入ってから、Woltの動きは今までと変わってきており違和感を感じる部分があったからです。
今回はDiDiフードやフードパンダの撤退時と比較しながら、Wolt日本撤退の可能性があるのか考察していきます!
Wolt(ウォルト)日本撤退を感じさせる違和感とは?
Woltがアメリカ最大のフードデリバリーサービスDoorDash(ドアダッシュ)に80億ドルで買収されたのが2022年の初頭。
買収後ドアダッシュは日本でのサービス展開はWoltに任せ、ドアダッシュは日本から撤退することを決めました。
日本で既に浸透してきているWoltブランドを活かしつつDoorDashの豊富な資金を使ってサービスを拡大し、ウーバーイーツや出前館に並ぶ規模に成長すると期待されました。
しかし、2022年に入ってからWoltのサービス展開は少し雰囲気が変わってきています。
Wolt Market 突然のサービス停止
ダークストアと呼ばれる自社倉庫を使った日用品の即配サービス「Wolt Market」が、正式な告知なく2022年7月に突然全店閉鎖しサービスを終了しました。
オープン準備を進めていた複数の店舗も併せて突然全店舗が閉鎖されたことは「ドアダッシュ経営陣による経営方針の変更」を感じさせました。
エリア拡大スピードの鈍化
Woltは2021年に次々とサービスエリアを拡大し全国30都市以上に進出しましたが、2022年に入って急激に進出スピードが鈍化。
2022年5月にWolt名古屋、7月にWolt埼玉(ドアダッシュ埼玉から移行)、8月にWolt石巻・Wolt大崎がスタートしてはいますが、2021年に比べると明らかに拡大スピードが遅くなっています。
また、Wolt神戸をはじめとする複数のエリアでは2021年から加盟店募集が始まっているものの一年経ってもサービス開始されず、新規エリア拡大に慎重になっているのが伝わってきます。
これもドアダッシュと統合したことによる経営方針の変更が影響しているのでしょうか。
サービス開始予定エリアの開始時期延期
Wolt千葉、Wolt京都、Wolt八王子は既に配達員募集が始まっており、マッハバイトをはじめ求人広告が出ていました。
特別報酬がもらえるエリア限定の特別紹介コードも発行されており、私も何人も紹介していたのですが急遽配達員募集が停止されました。
千葉・京都・八王子エリアは2022年の12月頭にサービス開始予定だったのですが期限明記なしの延期となり、実質エリア拡大が中止された形です。
マッハバイトの広告も掲載中止となっています。
配達報酬の減額
2022年10月頃から複数のエリアで配達報酬の減額が行われました。
Woltが浸透している北海道札幌エリアの自転車配達員の基本報酬は土日・ピークタイム含めて一律200円となり、他のエリアも続々と基本報酬が減額されています。
「Woltがある程度拡大・浸透して収益化重視のフェーズに入った」との見方もできるのですが、前述したエリア拡大鈍化などの動きと合わせて「Woltは経営が苦しいのでは」との見方が浮上してきた形です。
これらの動きは何を意味するのでしょうか?
果たしてWoltの日本撤退はあるのでしょうか?
既に撤退したDiDiフード撤退時の動きと比較してみます。
DiDiフード撤退時はどんな状況だった?
DiDiフードはサービス終了直前に明らかにおかしい動きが散見されて、私も「このサービスは撤退するかもしれない」と強く感じました。
その時の状況は以下です。
まず、そもそもの運営母体の経営が危ない状況があり、その後「広告宣伝費」からカットしてくる形でした。
具体的には配達員の紹介キャンペーンやアフィリエイト広告が停止されたり、注文者用の割引クーポンの大幅な減額や配布停止が行われました。
Woltでも同様の動きがあれば、サービス終了に向けて動いていると推察できます。
Woltで同様の動きはあるのか?
Woltは「エリア進出スピードの鈍化」に関しては確認できますが、その他の動きについては今のところ該当しないように見えます。
経営母体のDoorDashは豊富な資金を持っているので資金繰り悪化の可能性は低いですし、注文者向けの割引クーポンも変わらず発行され続けていますし、アフィリエイト広告も継続しています。
配達員の紹介キャンペーンについては、ちょうどこの記事を書いているときに新しいキャンペーンが告知されました。
積極的に配達員を募集しようとする動きが見られる限り、日本撤退の可能性は低いと思われます。
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Wolt(ウォルト)日本撤退 まとめ
Woltの現状と、日本撤退の可能性についてまとめました。
ドアダッシュとの経営統合によって、運営方針のすり合わせで少し混乱しているのではないかと感じています。
今後Woltはどうなっていくのか。
ウーバー・出前館の二強状態を打ち破るダークホースとなるのか。
今後のウォルトに注目しましょう。
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