2020年からフードデリバリー戦国時代をずっと見ているといろんな変化に気付きます。
私は2020年12月に大きな転換点を迎えたmenu(メニュー)に注目し、「2021年にくるのはmenu!」という記事を書きました。
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menu(メニュー)配達員の稼げる魅力・エリアを徹底解説!紹介コード/招待コード登録で紹介料を得よう!
(数十回のリライトを経て当時の記事の面影はサムネイルにしか残っていません)
当時は多くの人に
と一蹴されました。
しかし、その後menuは4月に全国47都道府県進出をUber Eats (ウーバーイーツ)より先に果たし、ヒカキンさんコラボやワンピースコラボで一気に知名度を伸ばしました。
そして今、私は
この後くるのはWolt (ウォルト)だと思っています!
2021年後半から2022年にかけて、Woltは急拡大・急成長をして認知度が一気に上がると確信しています。
今回はなぜ私がウォルト推しになったのか、今後「くる」と考える理由についてまとめます!
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Woltが今後「くる」理由
一言で言うと「日本人好みのサービス」で「今後ずっと長く続いていく経営手法」という点です。
具体的には以下の点で優れていると考えています。
Wolt (ウォルト)の「資金面、お金の使い方」
Woltは2021年1月、日本を含む世界の新規都市への進出と経営基盤の強化を目的として、ゴールドマンサックスなどから約550億円の資金調達を実施しました。
これでウォルトの累計資金調達額は888億円となりました。
(全てが日本向けの資金というわけではありません)
これは、出前館がLINEから出資された300億円よりも遥かに大きい額です。
出前館は、調達した資金を一気に潤沢に使って赤字覚悟のキャンペーンやCMなどの広告費に使いまくっている印象ですが、その効果は今のところはっきりとは確認できず、無駄遣いしている感すらあります。
Woltは潤沢な資金を持ちながら、赤字覚悟のキャンペーンを行うことはほとんどなく、着実に進出してきているように見えます。
つまりまだまだ余力があるということ。本気を出していないということです。
しかしここにきてWoltは新しいテレビCMや街頭大型広告、注文者向けキャンペーンなどを拡大し、新規都市への進出スピードも一気に速くなりました。
いよいよ本気を出し始めたのです。
Wolt (ウォルト)の「持続可能なサービス」
WoltのCEO、ミキ・クーシ氏が目指しているのは、「持続可能なサービス」。
注文者・配達員・加盟店の3者が常に利用し続けられるサービスを目指しています。
注文者へは安い手数料と安心のサポートを。
配達員へは安定した収益性と保障を。
加盟店へは安定した収益性と安心のサポートを。
どこのデリバリーサービスも目指している「三方よし」のサービスに、今一番近づいていっているのがWoltだと感じます。
他サービスは「それはずっとは継続できないでしょう」というキャンペーンやシステムを無理やりやっているものが多いです。
しかしウォルトは「サステナビリティ」を意識した継続的な運営を行っています。
全サービスの中で一番バランスよく、理想の方向に進んでいるのがWoltだと私は思うのです。
Wolt (ウォルト)の「配達員報酬面」
Woltの配達報酬は全サービスで比較すると平均的ですが、「最初は報酬を高く設定しその後徐々に下げていくフードパンダ」と「高額報酬キャンペーン中の出前館」を除けば相当高いことがわかります。
Uber Eats (ウーバーイーツ)が報酬を新料金に変更して全体的に報酬を下げ始めたことで、現在一時的に高額設定をしていると思われるfoodpandaや出前館が追随して報酬を下げてくれば、相対的にウォルトの配達報酬が高額になります。
もちろんウォルトもここから報酬を下げてくる可能性もありますが、前述した「持続可能なサービス」を目指して運営しているWoltが後から配達員報酬を大きく下げる可能性は低いと思われます。
つまり他サービスが報酬をじりじり下げていく中、Woltの優位性が大きくなっていくのではないかと考えています。
また時給保証(予約時間)もあることから、注文が入らなくても最低保証が得られる点も強みです。
もちろん課題もある
Woltの配達パートナーの課題は大きく2つ。
ウォルトの課題
- ピック距離料金がない
- 他社サービスとの掛け持ちがしにくい
ウォルトは現在、店舗へのピックアップ距離に報酬が加算されないため、ピック距離が長いとかかった時間の割に報酬が少なくなります。
特にサービスが始まったばかりのエリアではロングピックが発生しやすく稼ぎにくいです。
しかし、札幌や東京などの注文が多いエリアではロングピックが発生しにくいため、これは今後Woltの認知度が上がって注文数が増えてくると改善されていくのかもしれません。
ピック距離料金も発生するようになれば一番いいのですが。
Wolt (ウォルト)は専用バッグと専用ウェアの使用を他サービスよりも強く推奨(強制ではない)されるため、他サービスとの掛け持ち稼働がしにくいことが難点です。
私はウォルトをよく注文するのですが、Woltバッグとウェアを使っていない配達員に当たることはほぼないです。
掛け持ち稼働を考えている人にとってはこれはデメリットですが、これはWoltのブランドイメージを保つことに一役買っていると思います。
例えば外受け取りで注文した際、ひと目でウォルト配達員とわかるのはすごく安心ですし、レストランパートナーからも受け渡し時にわかりやすいでしょう。
「Woltだけで充分稼げる」という注文数が多い状況を作り出せれば、上記二点のデメリットはなくなります。
エリアによってですが、少しずつその状況に変わりつつあると思います。
Wolt(ウォルト)の「都市進出方法」
Woltの都市進出方法は独特です。
北欧フィンランド発で寒冷地方のデリバリーに長けている強みを生かし、東北から固めてきています。
また、青森や岩手などはUber Eats (ウーバーイーツ)より先に進出しました。
後発サービスでありながら、他サービス未進出の都市に積極的に進出することで先にWoltを根付かせようとしていることがわかります。
特筆すべきは、先行進出エリアである「札幌」や「広島」において、絶対王者であるUber Eatsよりも認知度・利用率が上がってきていることです。
特に札幌においては既に「デリバリーといえばWolt」という図式になりつつあります。
個別都市だけをとっても、ウーバー・出前館より利用率が高いサービスは他にありません。
例えばmenuは47都道府県に進出済みですが、ウーバーより受け入れられている地域があると聞いたことはありません。
しかしウォルトは着実に、都市によっては「デリバリー1位」の地位を得はじめています。
オセロのコマを確実に一つ一つひっくり返しているように、着実に進出してきています。
Wolt (ウォルト)の「進出スピード」「勢いの変化」
ウォルトは2021年中に50都市、2022年中に100都市への進出を目標としています。
2020年から2021年前半まではひとつひとつ確実に拡大してきました。
「本当に今年中に50都市いけるのか?」と考えていましたが、ここへきて一気に都市拡大スピードが上がりました。
ゴールデンウィークや7月に、大型街頭広告やテレビCMを用いた大きなキャンペーンも行うようになり、いよいよここから本格的に拡大していくようです。
私のブログの「Wolt関連記事」のアクセス数も7月に入ってから急激に伸びて勢いの変化を感じます。
今後急激に認知度が上がる布石なのではないでしょうか。
Wolt (ウォルト)の「CM」「イメージ戦略」
ウォルト最新TVCM!
今回のテレビCMは、デリバリー二大巨頭の「ウーバーイーツ」と「出前館」を意識して
- 配達員の質の高さ
- 丁寧なサポート
- シンプルで安い配達料金
を強調した内容となっています。
今回のCMをきっかけにWoltの優れた部分が大きく認知されるようになれば、ウォルトが急成長するきっかけになるかもしれません。
フードデリバリーに対する世間のイメージはまだあまり良くありません。
最近は少し減りましたが、デリバリー配達員(特にウーバー)に対するネガティブ報道や記事を多く目にします。
これは、ウーバーイーツが「おもてなし」や「細かいことを気にする」日本人の気質に合っていないことが原因なのではないでしょうか?
好きな時に働けるギグワークを日本に浸透させたUber Eats (ウーバーイーツ)の功績は計り知れないと私は考えていますが、まだまだ一般人からすると「得体の知れない不気味な存在」の域を出ていません。
そこと差別化し、一線を画すWoltが認知されてきたら、どうなっていくのでしょうか。
「清潔感」「ブランドイメージ」「丁寧なサポート」を大事にするWoltは、日本人好みで受け入れられて行きやすいと思うのです。
Wolt (ウォルト)の「サポートのクオリティ維持」
ウォルトは日本進出時から「おもてなし」重視をかかげ、「1分以内に返信がくるサポートチャットサービス」を強調していました。
配達員登録時や注文時に私もサポートに問い合わせした際、すぐに返信がきて驚いたのを覚えています。
これは対応エリアが拡大するにつれて維持が難しくなり、サポートの返信スピードが落ちたり対応力が下がると予想していました。
しかしWoltは今のところ40以上の都市に進出して注文数や配達員数、加盟店数が急激に増えているにも関わらず、
そのサポートサービスの質は全く落ちていません。
実はここが、私が一番ウォルトが「くる」と思った理由の一つです。
大体どのサービスもサービス規模が拡大すると細かい対応に手が回らなくなり、対応が雑になってしまうことが多いからです。
このきめ細かいサポートサービスが超広域のデリバリーエリアに成長した後も継続していくようであれば、間違いなくWoltは日本一のサービスになっていくでしょう。
Woltは2022年に向けて「くる」と思います!!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
提灯記事のようになってしまいましたが、この記事に関してWoltの運営さんとは何もやりとりはしていません。
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Wolt運営さん連絡待ってます(小声)
この記事の内容は全て、現時点での私の素直な気持ちです。
Woltが今後伸びていくと私が考えた理由が、少しでも伝わっていれば嬉しいです。
Woltの今後に大注目ですね。きっとここから大きく認知度が上がっていくと思います!
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