ウーバーイーツの新サービス「Uber Direct(ウーバーダイレクト)」が2022年10月より始まりました。
このUber Direct(ウーバーダイレクト)、知れば知るほど便利なサービスなので今後うまく認知されていけば非常に人気が出そうです！
この記事でわかること
- UberDirect(ウーバーダイレクト)ってどんなサービス？
- UberDirect(ウーバーダイレクト)の特徴、利点は？
- UberDirect(ウーバーダイレクト)の配達員の注意点は？
目次
UberDirect(ウーバーダイレクト)ってどんなサービス？
Uber Directとは、Uber Eats (ウーバーイーツ)の加盟店契約をすることなく、ウーバーイーツの配達員を必要な時だけ借りて自店舗の商品を配達してもらえるサービスです。
今まではレストランがウーバーイーツの配達員に商品を運んでもらうためにはウーバーイーツの加盟店契約をし、Uber Eatsの注文アプリ内で注文を受けなければいけませんでした。
これには登録料や手数料などがかかるため、Uber Eatsの利用を諦めていたレストランも多かったのです。
しかしUberDirectはウーバーイーツの加盟店契約をしなくても、マーチャントパートナー（小売店パートナー）として登録し、必要な時だけ配達員を借りて配達料のみ支払って配達してもらうことができるオンデマンド形式のサービス。
商品の注文は今まで通り自店舗のWebや電話で受けて、配達の部分だけUber Eats (ウーバーイーツ)に依頼することができるというわけです。
アメリカなどの海外では多くの国で2020年からUber Directのサービスを行っていましたが、GQJapanによると日本での展開も検討していました。
こんな使い方が想定されます
- 普段は自店舗配達員で配達しているが、休日のピークタイムだけ配達員を増員したい！
- 普段はデリバリーを行なっていないが、期間限定イベントでデリバリーを行いたい！
- デリバリーサービスに加盟するか迷っているので、お試しで使ってみたい！
公式ページはこちらです。
Uber Direct(ウーバーダイレクト)の特徴、利点は？
配達してもらえる商品は料理以外でもOK
Uber Direct(ウーバー ダイレクト)で運んでもらえる商品は、料理以外でもなんでもOK！
たとえば書類や小包、小さい家電や家具などを運んでもらうこともできます。
Webで小物を販売しているECサイトが当日即配の急ぎの配達だけウーバーダイレクトを利用したり、
チェーン店の飲食店が他店舗に足りない食材を送ったり、一般的な事務会社が書類を取引先に送ったり。
「なんでも運べるメッセンジャー」のような使い方が可能なのです。これは利用の幅が大きく広がりそうです。
ゆくゆくはCtoCのサービスへ
まずはBtoC(企業ー個人間取引)のみで利用されるUber Directですが、将来的にはCtoC(個人間取引)に対象を広げる可能性があります。
海外では既に個人間取引に使える「Uber Connect(ウーバーコネクト)」がスタートしています！
つまり、「友人に荷物を届けたい」場合や「家族に書類をすぐに送りたい」時などの誰でもなんでも送れる即配サービスとして利用できるということです！
この「フードデリバリーを超えた配達サービス」がどれだけ浸透していくのか非常に楽しみです。
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Uber Direct(ウーバーダイレクト)の配達員の注意点は？
受注時に「パッケージ」と表示される
配達オファー受付画面では、ウーバーダイレクトの配達であることがわかるように「パッケージ」と表示されます。
これが表示されたときは、料理ではなく書類や小包などの商品を配達する可能性もあります。
配達できない場合は店舗に返却
通常の料理を配達員に届けられないとき（住所不備や注文者不在など）は配達員が廃棄して処理しますが、ウーバーダイレクトの場合は店舗に返却を求められることがあります。
この場合も配達報酬は得られます。
2023年5月より10分タイマーが使えるように
「玄関先で手渡し」の配達で以下の状況になったときは配達をキャンセルすることができます。
キャンセルできるケース
- 注文者が不在
- 届け先の住所が存在しない
- 届け先に到着することができない
上記の場合は注文者に一回電話連絡をすることによってキャンセルボタンが表示され、10分タイマーが作動します。
10分タイマーが切れてから配達をキャンセルした場合は配達料は支払われます。
運べる大きさと重さは？
配達バッグに入らない大きさ・重さの物まで配達依頼できるようです。
50ポンドは20kg以上！配達オファーは主にバイク配達員や自動車での軽貨物配達員に割り振られそうですね。
また、配達先にうまく渡せなかったときは配達員が廃棄処分するのではなく、店舗に返却することになっています。
Uber Direct まとめ
ウーバーイーツの新サービス、ウーバーダイレクト。
フードデリバリーの枠を超えて、さらに便利な配達サービスへと進化していくのでしょうか？
Uber Eats (ウーバーイーツ)は最近ダークストアの自社倉庫配達「UberEats Market」が始まったり、医薬品配達を強化したり、ロボットデリバリーの実証実験を開始したりしていますね。
今後ますます進化していくウーバーのデリバリーに期待しましょう。
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