この記事でわかること
- Uber Etas(ウーバーイーツ)配達員で確定申告が必要になる条件
- Uber Etas(ウーバーイーツ)配達員の確定申告のやり方
- Uber Etas(ウーバーイーツ)配達員の確定申告で計上できる経費例
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はじめに
今回はウーバーイーツや出前館業務委託などの配達員の確定申告についてなるべく簡単にわかりやすくお伝えします!
ちなみに、「配達報酬が低い会社で損をしたくない」「1配達当たりの収入を上げたい」という方は、1配達最大+200円の高単価な「出前館」などの会社を使ってみてください。
目次
Uber Etas(ウーバーイーツ)配達員で確定申告が必要になる条件
1月〜12月の一年間の所得額が以下の基準を超えた方は確定申告が必要です。
ポイント
- 副業で1年間に20万円以上稼いだ
- 専業で1年間に48万円以上稼いだ
ウーバーイーツ配達員の配達報酬以外にアフィリエイトや転売・紹介料などの副業で得た収入があった場合、合算して上記の基準を超えれば確定申告が必要になりますので注意しましょう。
確定申告の申告期間は毎年2月16日〜3月15日で、各自治体の税務署で手続きを行います。
期限を過ぎても期限後申告をすることができますが、延滞税や無申告加算税を追加で支払う必要があります。
また、青色申告の場合は特別控除が受けられなくなります。
Uber Etas(ウーバーイーツ)配達員の確定申告のやり方
UberEats(ウーバーイーツ)などの配達員の報酬の申告であれば、それほど難しくありません。
step
1配達アプリを見て、週ごとの売上を入力する
step
2経費を入力する
基本的にはこれだけです。会計ソフトを使えば、あとはほとんど自動で確定申告書の作成まで行ってくれます!
売上を入力する
私が使っている会計ソフト「やよいの青色申告」の入力画面です。
配達アプリの売上管理画面を見ながら、週ごとに報酬額を入力していくだけです。
左下の「同じ取引を続けて登録」にチェックを入れておけば、日付と金額だけ変えて続けて入力できるのであっという間に一年分終わります。
menuやfoodpanda、Woltや出前館などと複数サービスを掛け持ちしている配達員の方も多いと思いますが、「取引先」の欄だけ変更して入力すれば終わりです。
経費を入力する
配達に必要なものを買ったり、サービスを受けたりしたものは経費として計上します。
「売上」から「経費」を引いた額に税金がかかるので、経費として計上できるものはなるべく多く入力した方が節税できます。
申告書を作成する
一年分の売上と経費の入力が終わったら、「青色申告決算書」と「所得税確定申告書」を作成し、税務署に提出します(青色申告の場合)。
これも会計ソフトが全て自動で作ってくれるので、「開始」を押して保存するだけで非常に簡単でした。
副業配達員の方は、本業の会社の源泉徴収票を見ながら入力する項目があるので取得しておきましょう。
Uber Etas(ウーバーイーツ)配達員の確定申告で計上できる経費例
配達員経費として計上できる可能性が高いもの
- 車両代(バイク・自転車)
- レンタサイクル代
- 車両整備費・修理費
- 配達エリアまでの交通費
- モバイルバッテリー・スマホホルダーなどの配達用備品
- 真夏の稼働中の飲料代
- 真冬稼働用の防寒ジャケット
- スマホ料金(※)
などなど、「配達業務に必要なもの」にかかったお金は基本的に経費として認められます。
(人によって稼働状況が違うため、必ずしも上記項目が全て経費計上できるとは限りません)
線引きはかなり曖昧で、どこまでが経費として認められるかはっきり決まっているわけではありません。税務署から質問された時にしっかり理由が説明できるものであれば問題ないようです。
(※)スマホや自転車を私用でも使っている際は「家事按分」というものがあり、業務に使っている割合を自分で何%か決めて按分し、経費として計上します。
業務使用割合は1日の中の使用時間で計算して大体で%を決めてOK。税務署から質問があった際にきちんと説明できれば大丈夫です。
領収書など、経費として使った金額が確認できるものを保管しておく必要があります。
確定申告時に領収書の提出などはありませんが、後日税務署から指摘や質問があった際にすぐに提出できるよう保管が義務付けられています。
青色申告の場合、保管期限は7年間です。
Uber Etas(ウーバーイーツ)配達員の確定申告に関するよくある質問
ここからは、ウーバーイーツ配達員の確定申告に関するよくある質問に回答します。
質問①:確定申告をしなかったらバレますか?
確定申告を行わなかった場合、税務署から指摘・調査が入って無申告が発覚する恐れがあります。
その際は通常の納税に加えて延滞税・無申告加算税・追徴課税・重加算税などを追加で支払う必要が出てくるかもしれません。
質問③:本業の会社に配達員をやっていることがバレる可能性はありますか?
ウーバーイーツ配達員をやっている方の中には、本業の会社が副業禁止のため、確定申告をすることで会社にバレることが心配な方もいると思います。
その場合は確定申告書の2枚目「住民税の徴収方法の選択」の欄で「自分で納付」を選択すればバレません。
住民税の計算は本業収入と副業収入の合算で計算されているため、住民税を給与から天引きにすると会社の経理に去年より多額の住民税の引き落とし通知が来ます。「本業の給与額は変わっていないのに、何故住民税の額が増えている?本業以外の収入があるな?」と会社の経理にわかってしまうのです。
会社に副業がバレたくない方は、住民税は「自分で納付」するようにしましょう。
質問③:青色申告と白色申告ってなんですか?
確定申告には青色申告と白色申告があります。
ポイント
- 白色申告は事前申請は必要なく、青色申告に比べると簡単な手続きで済みますが控除優遇が受けられません。
- 青色申告は事前に開業届や青色申告承認書が必要になったり、作成する書類が多くなったりと少しハードルが高いですが、最大で65万円の控除が受けられます。
「売上・報酬」から「経費」と「控除」を引いた額に所得税がかかるため、青色申告の方が断然節税効果が高くおすすめです。
会計ソフトを使えば簿記のややこしい部分はかなりの部分をソフトが自動でやってくれるので、青色申告でもそれほど難しくなく申告できます。
質問④:税理士に任せるのはアリですか?
「確定申告はきちんとしたいけど、色々調べる時間がない!」という方は、プロの税理士に費用を払って丸投げするという方法もあります。
プロに任せると経費などをしっかり控除して処理してくれるので、税理士依頼費用を払っても税金減額分でお釣りが来る可能性もあります。
税理士ドットコムは、確定申告に強い税理士を無料で紹介してくれるから便利だわん!
質問⑤:所得の区分はどうすればいいですか?
確定申告の書類に記載する際の所得区分は、本業の場合は「事業所得」、副業の場合は「雑所得」で記入します。
まとめ:Uber Etas(ウーバーイーツ)配達員は確定申告を忘れないようにしよう
今回は、Uber Etas(ウーバーイーツ)配達員の確定申告に関して解説しました。
面倒な手続きの多い確定申告ですが、脱税などのトラブルに巻き込まれる可能性を無くすためにも、確定申告は必ず行うようにしましょう。