この記事でわかること
- インボイス制度とはなにか?
- フードデリバリー配達員はインボイス登録をすべきなのか
- フードデリバリー各社のインボイス制度への対応
- フードデリバリーをするなら、以下のサービスがおすすめ
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はじめに
今回は、インボイス制度とUber Eats (ウーバーイーツ)などの配達員が、どう関係してくるのか簡単にまとめました。
ちなみに、「配達報酬が低い会社で損をしたくない」「1配達当たりの収入を上げたい」という方は、1配達最大+200円の高単価な「出前館」などの会社を使ってみてください。
目次
そもそもインボイス制度とは
インボイス制度とは、企業が消費税の仕入れ税額控除を受けるために導入された制度です。
仕入先から受け取る請求書に、取引の詳細や消費税額が明記された「適格請求書」(インボイス)を使用することが求められます。
フードデリバリー配達員はインボイス登録をすべきなのか
簡単にまとめると、「今まで支払っていなかった消費税をUber Eats や出前館などのデリバリープラットフォームか配達パートナー(配達員)のどちらかが負担する可能性が出てきた」ということです!
2023年10月から
配達パートナーが税務署に「課税事業者」として登録し、適格請求書(インボイス)を発行してUber Eatsや出前館などのプラットフォームに提出しなければ、プラットフォーム側に「配達報酬に関わる消費税」を納める必要が発生する。
ただし、現実的にフードデリバリー配達員がインボイス登録をする必要はほぼないと言えます。
インボイス登録をしていない配達員を雇う場合、フードデリバリープラットフォーム側が支払う消費税が増加することになります。
フードデリバリープラットフォームとしては、余分にお金を支払うことは避けたいため、インボイス登録をしている配達員とだけ契約したい、というのが本音でしょう。
しかし、「インボイス登録をしていない」という理由で、フードデリバリープラットフォームが配達員をクビにした場合、公正取引委員会によって「不当な取引」として認定されてしまうからです。
このため、副業や専業でフードデリバリー配達員として働いている方は、基本的にインボイス登録をしないほうが得をする可能性が高いのです。
なお、Uber Eatsや出前館などの大手フードデリバリープラットフォームでは、インボイス登録の有無に関わらず、報酬を支払うことを発表しています。
出典:免税事業者及びその取引先のインボイス制度への対応に関するQ&A|公正取引委員会
フードデリバリー各社のインボイス制度への対応
Wolt
注意ポイント
- Woltは配達報酬に消費税を加えて払っていない
- 課税事業者登録は任意
- 課税事業者登録番号を持っている人のみWoltに消費税支払い申請ができる
既に消費税込みで支払っているウーバー・出前館などのプラットフォームはどう対応するのか注目です!
Uber Eats
注意ポイント
- 課税事業者登録は任意
- 課税事業者登録の有無によって報酬システムを変えることは当分しない
注意ポイント
- 課税事業者登録は任意
- 課税事業者登録の有無によって報酬システムを変えることは当分しない
出前館
注意ポイント
- 課税事業者登録は任意
- 課税事業者登録の有無によって報酬システムを変えることは当分しない
なんと、Wolt以外は「課税事業者登録をしてもしなくても変わらない」という対応になりました!
ポイント
「課税事業者登録をしてもしなくても報酬を変えない」ということは、その分ウーバーなどのプラットフォームが消費税分を負担するということです。
「報酬を変えない」というのは「登録の有無によって変えない」という意味であって、「今までと変わらない」というわけではありません。
出前館やmenuは8月からダイナミックプライシングに報酬システムが変更になるので、消費税分を報酬から削ってくるかもしれませんね。
フードデリバリー配達員でインボイス登録をすべき人はどんな人?
ここまで解説したとおり、基本的にフードデリバリー配達員はインボイス登録をする必要はありません。
しかし、フードデリバリー配達員以外の仕事をしていて、取引先がインボイス登録を求めていたり、消費税を納付しなければならない納税対象者の方(課税対象売上が1,000万円以上)は、インボイス登録をしておいたほうが、仕事をしていくうえでお得になることは多くなります。
なお、出前館とウーバーイーツ配達員向けの確定申告のやり方と、ウーバーイーツ配達員向けの開業届の書き方については、以下の記事で解説しています!
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出前館配達員で確定申告が必要になる条件|やり方,計上できる経費例も
続きを見る
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Uber Etas(ウーバーイーツ)で確定申告が必要になる条件|やり方,経費にできるものも
続きを見る
-
【Uber Eats配達員向け】開業届/青色申告承認書の出し方|書類の入手方法も
続きを見る
インボイス登録の手順
最後に、インボイス登録を実施する手順について解説します。
手順①:国税庁のHPで申請書をダウンロードする
まずは、国税庁のサイトにアクセスして、「適格請求書発行事業者の登録申請書(国内事業者用)」という書類(PDFファイル)をダウンロードします。
ダウンロードが完了したら、申請書に必要事項を記載します。
その際、紙ではなく電子申告(e-Tax)を利用することもできます。
詳しい書き方や見本は、国税庁のHPに掲載されています。
手順②:申請書を国税庁に送付する
申請書の記入が完了したら、申請書を国税庁(管轄地域の「インボイス登録センター」)に送付します。
申請書を提出してから手続きが完了するまでにかかるおおまかな期間は、書面だと1か月~2か月、電子だと2週間~3週間程度となっています。
まとめ 今後のデリバリー会社の告知に注目しましょう!
インボイス制度は、個人事業主である配達パートナー(配達員)の報酬に直結してくる大きな問題なので、しっかり意識していく必要がありますね。
今のところはWolt以外は特に課税事業者登録する必要はなさそうですが、今後変更される可能性もありますので注視していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!