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それでは早速今日のニュースを見ていきましょう!
目次
今日のニュースダイジェスト
【行政】 河野太郎大臣、配達員と意見交換
河野大臣が、Uber Eats (ウーバーイーツ)配達員と対談。副業のあり方について意見交換がされました。
対談のメイン議題は「会社は副業を全面的に認めるべきでは?」というもの。
Uber Eats をはじめとした自由な働き方が広がっていく中で、「本業」と「副業」について今一度考え直す機会が増えてきました。
「副業をやることによって本業に悪影響がでたり、過労の心配もあるのでは?」という意見もあれば
「副業はリフレッシュできたり知見が広がることで、本業に良い影響を与えることもあるのでは?」という意見もあります。
個人的には、自身の趣味や特技を活かせる副業があり、その副業をすることによって本業に支障が出ないのであれば、会社が副業を禁止する必要はないと思っていますが、まだまだこの辺は意見が分かれるところですね。
自民党総裁選を見据えたアピールと受け取られた方もいたようですが、配達員の仕事のあり方について多くの人が考える良い機会となりました。
なお、この対談に参加した二人の配達員のうちお一人はYoutubeやTwitterで活動されている「ナナさん」。
配達員界隈では有名な方でしたので、「大臣と対談してきました〜」のツイートは大きな反響を呼びました。
河野太郎大臣と対談👨🏻🏫
ギグワーカーの働き方や、副業禁止問題、交通安全、配達エピソード、人生ビジョンに至るまで、楽しくお話しできました。
興味を持っていただきありがとうございました✨私のチャンネルでもUPします!
(そ、その前に制作課題と検定試験が………!!?) pic.twitter.com/YDlcpst85R— ナナ|わくわく系OL!?🚴🏻♀️💨 (@7nana_waku2) September 19, 2021
【Uber Eats 】 ウーバーウォーカー全国拡大
6月22日から東京で試験導入されていたUber Eats (ウーバーイーツ)の徒歩配達が、9月22日に21都市に拡大されました。
徒歩配達エリア拡大!
拡大されたエリアはこちら!
仙台・宇都宮・横浜・静岡・名古屋・四日市・京都・大阪・神戸・奈良・岡山・広島・高松・松山・高知・北九州・福岡・佐世保・熊本・宮崎・鹿児島
東京では本導入、新規拡大エリアでは試験導入とのこと。
徒歩配達は配達員の稼働選択肢が広がるので個人的にはとても良いと思いますが、まだまだ注文者に認知されていないので、「なんで歩いて配達するんですか?」というクレームにつながらないかが少し心配です。
【アメリカ】 NYで配達員の待遇改善法案可決
アメリカのニューヨーク市で、配達員の待遇改善法案が可決されました。
法案の主な内容
- 労働者保護局による、配達員の1配達あたりの最低賃金の設定
- 配達バッグは無料提供とする
- 配達における距離制限やルート選択などを配達員が行えるようにする
- 報酬支払い時の手数料徴収の禁止
※ニュース記事はこちら
この法案に対し、アメリカのデリバリー大手3社「Doordash」「Grubhub」「Uber Eats 」のうち、「Doordash」と「Grubhub」は協力的な姿勢を示しています。(ウーバーはノーコメント)
年々需要が高まるフードデリバリー業界。配達員が増えるにつれてデリバリープラットフォーム各社は収益化を進めるため配達員報酬を下げる傾向にあり、配達員の労働環境悪化が懸念されていました。
日本でも2021年5月にUber Eats で新料金制度が導入されてから、徐々に配達報酬は下がってきており、7月頃から現在の最低報酬である「1配達300円」に調整されることが増えてきています。
しかしアメリカのフードデリバリーは日本よりも数年早く浸透しており、日本よりもさらに状況が悪化しているのです。
アメリカの最低報酬は1ドル
アメリカのUber Eats の最低報酬は1ドルのようです。
このような状況の中、アメリカの大都市がこのような法制を敷くのは史上初であり、フードデリバリー会社と配達員との契約に行政が初めて介入した例となります。
日本でも、数年後に同じような状況になっていくかもしれません。
本来であれば個人事業主である配達員とプラットフォーム会社は契約上対等な関係でなければならないのに、明らかに配達員側が不利な状況で、正当な交渉も行えない現状。配達員をめぐる環境が徐々に悪くなっていくのを指をくわえて見ているしかありませんでした。
行政が介入することで配達員の待遇は改善していくのでしょうか?
二年後の日本を見る気持ちで、今後のアメリカの動きも注視していきたいと思います。
【行政】 ナンバープレート新基準
10月1日から、車やバイクのナンバープレートの取り付け方に新基準が適用されます。
これまで「番号を見やすいように表示しなければならない」とだけ定められていたナンバープレートですが、新基準では取り付け角度やフレームの幅など、具体的な数値基準で細かく定められるようになりました。
元々は4月1日適用開始予定だったのですが、コロナの影響で10月に延期されてスタートします。
ナンバープレート新基準
詳細は国土交通省HPをご確認ください。
最後にまとめ
「最新デリバリーニュース」第6弾、いかがでしたか?
知らないニュースもありましたか?
毎日目まぐるしく動いていくデリバリー業界の最新情報を、なるべく早く正確にお伝えすることができればと思っています!
ではまた次回のニュースでお会いしましょう。
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