2020年から始まった日本全国でのフードデリバリー各社のシェア争い。
「フードデリバリー戦国時代」とも「フードデリバリー世界大戦」とも称され、その争いは激しさを増す一方です。
2020年12月、2021年1月にもランキング記事を書きましたが、目まぐるしい勢いで状況は変わり続けており、私の中でのランキングもどんどん変動しています。
今回は、2021年3月版!
国内10社のギグワークで働けるフードデリバリー会社を、配達員目線で順位付けします!
それでは早速見ていきましょう!
他のランキング記事はこちら
2020年12月ランキング
2021年2月ランキング(報酬額)
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【2021版ランキング】ウーバーイーツの給料は安い?他サービスと徹底比較!
2021年5月ランキング(最新)
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【2023年8月】フードデリバリーおすすめ12社人気比較ランキング!
※転載・引用の際は必ず連絡ください。
【2021年3月】個人的デリバリーランキング
第10位 X TABLE(クロステーブル)
【前回ランク:10位→】
現在都心部のみでテスト稼働中のサービス、XTABLE(クロステーブル)は第10位。
2月にようやくテスト稼働が始まるも、注文アプリ・配達アプリどちらもiOSしか対応していないという致命的な欠陥があり、まだほとんど認知されていません。
配達員報酬料値上げ合戦の最後発として参戦してきたためその報酬が期待されましたが、検証の結果現在基本報酬額は首都圏最下位であることが判明しました。
ただ、今後報酬額やアプリは見直されて改善されていくでしょうし、本サービス開始時にはキャンペーンなども行われるでしょうから、今後に期待のサービスです。なお、本サービス開始日はまだ決まっていません。
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【クロステーブル給料】XTABLE配達員の配達報酬を分析!ウーバーイーツより安い!?
第9位 UberEats(ウーバーイーツ)
【前回ランク:6位↓】
知名度・認知度ナンバーワンの絶対王者、UberEats(ウーバーイーツ)はなんと9位。
2021年3月1日のUberEats福岡・京都のいきなりの報酬減額は、今後大きな影響があると思います。
「いきなり報酬を減額して特に説明もない」このスタイルは数年前から変わっていませんが、今は状況が違います。
これだけたくさんの競合サービスがある中できちんと説明がないとどうなるか。答えは明白です。まずは配達員が他のサービスに流れ、次に配達員不足による遅配が発生し、多数のクレームが生まれ、注文者も離れていくでしょう。
このままなんの説明も改善もないまま、福岡京都の新料金体系が全国に拡大して適用されたら一体どうなってしまうのでしょうか。考えるだけで恐ろしいです。
逆に言えば、競合他社は今がチャンスだと思います。
絶対王者ウーバーイーツの今後の動きから目が離せません。
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【Uber Eats (ウーバーイーツ)新料金】ついに東京含む全国導入へ!!報酬引き下げの解析に挑む!
第8位 Chompy(チョンピー)
【前回ランク:9位↑】
日本一使いやすい注文アプリと、日本一使いやすい配達アプリが人気のChompy(チョンピー)が8位にランクアップ。
国産デリバリーサービスとして先行サービスを開始したにも関わらず、ずっと都心部のみでサービスを行なっていましたが、先日ようやくエリアを拡大しました。
他サービスに比べて拡大路線を取っておらず、進出スピードが遅いことが残念です。
しかし個人的にはChompyの注文アプリと配達アプリは日本一だと感じています。
早くもっともっとエリアが広がって利用者が増えていって欲しいですね。
東京都以外のエリア拡大も待ち望まれます。
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【最新|7500円】Chompy(チョンピー)配達員の招待・紹介コードを解説!
第7位 出前館
【前回ランク:4位↓】
日本の老舗サービス、出前館は7位にランクダウン。
11月から怒涛の注文者向けクーポン配布と超高額配達報酬単価で王者ウーバーイーツに迫るかと思われましたが、注文数は伸び悩み、配達員数は爆増したことで配達員としては稼ぎにくいサービスとなりつつあります。
4月には配車システムの変更も予定されているようで、お金をばらまいて配達員を集める段階から回収フェーズに移行していくのではないでしょうか?
UberEatsへの一番の対抗馬と予想していましたが、現在は苦戦しているように見えます。
圧倒的な知名度と莫大な資金力を背景に、どこまで肉薄できるのか。今後の出前館に注目です。
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【日本一稼げる出前館!】業務委託配達員の稼げるトリセツ!
第6位 DoorDash(ドアダッシュ)
【前回ランク:3位↓】
注目のDoordash(ドアダッシュ)は6位。
ついに仙台で配達員募集が始まったドアダッシュ。
アメリカでウーバーイーツを圧倒した力を、日本でも見せ付けるのでしょうか?
ちょうどUberEatsが苦境の時期に上陸してきそうです。
報酬額など不明な点ばかりですが、「アメリカで後発サービスとして先行するウーバーイーツを倒した会社」の肩書は、後発スタートをものともしない力を予感させます。
おそらく仙台で、4月か5月にサービスを開始すると思われます。
私もその時は有給を取って仙台に出張して稼働し、配達報酬を分析して稼働レポートを最速で記事にしたい!
それくらい個人的には楽しみにしているサービスです。
第5位 foodpanda(フードパンダ)
【前回ランク:8位↑】
色々と話題の絶えないfoodpanda(フードパンダ)は5位。
相変わらず注文者へも配達員へもトラブルが絶えず、聞こえてくる評判はネガティブなものが多いフードパンダ。
しかしさすがは世界最大のデリバリー企業「Deliverly Hero」傘下のフードパンダ。
圧倒的な資金力を見せつけています。
注文者へは75%オフクーポンを配ったり、配達員には高額配達報酬に加えてブーストや高額友人紹介料を渡したりしてとにかく「お得」なサービスとして認知され始めてきています。
サポートやシステムに多少不満があっても、報酬が高かったりお詫びクーポンがもらえたりすれば、多少のことは目を瞑って利用する人も多いようです。
今後、この大赤字サービスをどこまで続けていくことができるのか。
また、新エリアの拡大スピードも全く衰えておらず、その勢いは止まっていません。
体力の底が見えないfoodpandaからも目が離せませんね。
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【フードパンダ配達員ランク4→1で配達報酬はどう変わる?】実際に稼働して分析してみた!【foodpanda給料検証】
第4位 DiDiFood(ディディフード)
【前回ランク:7位↑】
DiDifood(ディディフード)が4位にランクアップ。
前回ランキング時のサービスエリアは大阪のみでしたが、その後福岡・神戸に進出し見事に成功しました。
評価ポイントは、新エリアのサービス開始時から注文リクエストが多く入ること。
これは配達員にとっては重要なポイントです。注文者向けの広告がうまいのでしょうか?
お得な注文クーポンも非常に人気です。
低めの報酬と効率重視の厳しい配車システムには苦しむ方もいますが、ウーバーイーツを意識した報酬体系は配達員にはわかりやすいため、今後UberEatsが凋落していくと移籍する人が増えそうです。
近日中に第4の都市、広島にてサービス開始。
また、全サービスの中で唯一首都圏に進出していないサービスでもあります。
DiDiフード東京やDiDiフード横浜進出も年内に来るでしょう。
果たして他都市のようにサービス開始時から注文が殺到するのでしょうか?
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【DiDifood(DiDiフード)配達員】稼げる給料・報酬と紹介コード
第3位 Wolt(ウォルト)
【前回ランク:2位↓】
前回二位のWolt(ウォルト)は1ランクダウンで3位。
Woltの凄いところは、注文者からも配達員からもネガティブな評判をほとんど聞かないところです。
決して稼ぎやすいわけではないその配達報酬でありながら、サポートや運営メールなどが他サービスよりきめ細かいため、配達員が安心して稼働できることが大きいです。
うまくブランディングができているサービスは、圧倒的にウォルトが一位。
また、年内100都市進出を謳っていて新エリアにもどんどん進出しています。
今後日本全国に拡大した後もそのブランディングを保っていられれば、日本一のサービスになるかもしれません。
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【Wolt東京|今だけ15000円】ウォルト配達パートナーに登録しよう!お得な注文クーポン!
第2位 FOODNEKO(フードネコ)
【前回ランク:1位↓】
アプリイメージやマスコットキャラはぶっちぎりで一位です笑
前回1位のFOODNEKO(フードネコ)は2位。
ピークタイムの配達報酬単価1200円均一、シフトをとって一時間に2件配達すると時給3400円という驚異の日本一の配達報酬は一時的なものであると思っていましたがなんと二ヶ月経ってもずっと継続しています。
注文者向けのクーポンやキャンペーンも効果的に行われており、サービス開始から若干3ヶ月でありながら都心部ではかなり認知度が上がってきた印象です。
高額報酬を求めて配達員(ネコライダー)が急増していますが、効果的なキャンペーンのおかげでそこそこ鳴っている模様。
エリアも拡大し、今ノリにノッているサービスです。
惜しいのはサービスエリア。また都心部のみでのサービスで、2021年中に東京23区全域拡大を目標としていることから、今年中に他県への拡大はなさそうです。
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【4/27サービス終了】FOODNEKO(フードネコ)配達員の報酬・給料・登録方法!今はネコライダーが日本一稼げる!
第1位 menu(メニュー)
【前回ランク:5位↑】
今回の一位はmenu(メニュー)。
2020年2月にサービスを始め、デリバリーサービスとしては先行組でありながら、2020年はあまりいいところを見せられず「やはりUberEatsにはかなわない」と評され続けてきたmenu。
しかし2020年末の21億円キャンペーンを皮切りに、ウーバーイーツより先に日本全都道府県進出を発表し、ヒカキンさんをはじめとする超大型告知で一気に認知度を上げ、半年使える1000円引きクーポンを配りまくり、配達員には1000円ブーストを出してとてつもない勢いで急拡大している真っ最中です。
(記事を書いている日の)明日、3月8日の拡大日にはなんとウーバーイーツに肉薄するサービスエリア範囲となります!
デリバリーが浸透していない島根県なども明日オープンします。
果たして配達員は集まっているのでしょうか?
サービスは成り立つのでしょうか?
ウーバーイーツも47都道府県進出を先日発表しましたが、menuの方が先に全国進出するでしょう。
今後、王者のウーバーイーツと出前館を倒すダークホースとして、menuは現在の最有力候補です。
今後の覇権争いが非常に楽しみですね。
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menu(メニュー)配達員の稼げる魅力・エリアを徹底解説!紹介コード/招待コード登録で紹介料を得よう!
最後にまとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
フードデリバリーサービスランキング、いかがでしたでしょうか?
日本のフードデリバリー業界は今まさに凄まじいスピードで状況が変化しています。
報酬問題で揺れるウーバーイーツ
全国進出のmenu
いよいよ上陸ドアダッシュ
一体今後がどうなるのか、全く予測できません。
今一番熱い日本のフードデリバリー戦争を、一緒に最前線で観戦しましょう。
今後も最新情報を発信し続けていきます。
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